ぱーぷるわんこ

関西の無限大なお兄さんと薔薇のせくしーな子供たちとデジタル新世代な原石たちの感想ブログ。算命学かじり始めました。

ラブホリック考察

(2020/11/22に、別の過去ブログにこの日付で書いてたものを見つけて、懐かしくて引っ張り出してきた記事のため、このブログの初回記事より古いですがご了承ください。)

 

 

 

中島健人は、確かに元から、中島健人である要素は持っている少年だったと思う。

けれど、中島健人中島健人になったのは、やっぱり、菊池風磨のせいではないかと私は思っています。

 

いつ、どの雑誌だったのか忘れましたが、まだ風磨があどけなさを存分に残していた頃、健人はそれでも、風磨がかっこいいのが好きだから、というような意味合いの言葉を漏らしていたような記憶があります。曖昧ですけど。


健人が、アイドルである自分とそうでない自分をきちんと分けて表現できる人間であることは、きっとジュニアになった当初からそうだったんだと思う。

ただ、それはあくまでジュニアとして一般的と呼べるレベルで、今ほどぶっ飛んでたわけではなくて。

それが、方向性を定めたのは、やはり風磨のせいだと思っています。

順を追っていきましょう。

 

風磨も健人も、元々良くも悪くも「自分が自分が」となりがちな子だったとは自分達で語っていますが、それが一番最初に現れたのは、健人自身も語っているように、風磨だけが出演した…プレゾンだったかな?そのときだと思います。

同期がどんどん舞台に呼ばれていくこと、それが悔しかったと、健人は度々語っていますが、そう感じられるぐらいには、初めからジュニアの仕事に対して気概があった健人。

その中でもやっぱり、オーディションの日、お互いに意識していたと、そう言う二人のつながりは、大きかったんじゃないかと思います。


ジュニアになってすぐの年、プレゾンとサマリーを終えたすぐ後に、健人は風磨と、少し先輩である岬くんと一緒にドラマに出演し、グループを結成します。ドラマに出演したということもありますが、何よりも、ジャンプというデビュー組の先輩と間近で関わることで、以前からの憧れがより明確に、そしてアイドルという仕事がどういうものなのかを、健人も風磨も、ジュニアの中ではとても早い段階で理解したのだと思います。

健人が早くから、アイドルである自分とそうでない自分をきちんと分けて表現できていたのは、憧れの先輩であり同世代である彼らとナマで触れ合う機会が、それだけ早くに訪れていたからではないかと思っています。

でも、まだこの頃は、自分の売り方、というものはまだわかっていなかったと思う。アイドルというものに対して、あくまで漠然とした理想を抱いていた。


そんなとき、北斗が入ってくるんですね。

今までは、明確に後輩と接することがなかった一人っ子の健人が、しっかりし始めるきっかけであり、ここから一年間の、大きな波の始まりだったと思います。


まず、岬くんがいなくなった。

岬くんがジュニアを辞めたこと自体が、傷になっているとまでは思いません。実際、いま、健人と風磨を観に、コンサートに来てくれるぐらいに、それは穏やかな別れだったのかもしれません。

ただ、隣にいる人がいきなりいなくなることへの諦め、自分達の存在する位置の危うさというものを知るようになったのはこの頃かなと思っています。

その中で、風磨という存在は、健人にとって、唯一の確かな存在だったのかもしれない。

変動するジュニア界の中で、信頼できる相手、いつまでも一緒にいてくれる相手なんて探すのは至難の業で、ただ、健人の隣には、いつも風磨がいた。

入った当初から、いつも意識していた風磨は、自分の隣から離れては行かなかった。離されることもなかった。

それは、健人にとって、大きな意味を持っていたんじゃないかと思います。


岬くんがいなくなって、本当にすぐに、高地が入ってくるんですよね。

そして、中山優馬w/B.I.shadowでの、デビュー。

ここからは、怒涛の毎日だったんだと思います。ずっと推されていたとはいえ、まだまだ入りたてと呼べるぐらいのジュニアが、いきなり露出も増えて、仕事に追われて。


その中で、自分達のキャラがしっかりしていないことに、誰もが気付いたと思う。

NYCは覚えてもらえるけど、BIのことは覚えてもらえない。よく似てる、という言葉が、いい意味だけで使われるわけではないことにも、きっとみんなが気付いた。

自分の得意分野を意識するようになったのも、ここからだと思う。

それまでも、自分のキャラ設定というものは、ある程度しようとはしていたのは見て取れる気がするんですが、キャラと呼べるようなものではあまりなくて。まだまだ、ぬるかったんでしょうね。

でも、デビュー組となったからには、そんなままではいられなかった。


その必要に駆られたとき、キャラ設定に一番苦労していたのは、健人だったんだろうなと思っています。

その当時風磨は14歳。まだまだあどけなさを残している中学生で、ファンの中でも、かわいいキャラとして通っていた。その反面、面白い、お笑いキャラとしても確立させようとしていた風磨。

一番年下で、弟キャラで通っている北斗。高地は、一番後輩の割にマイペースで、不思議な高地キャラ。

グループの中心は、あくまで優馬くんで。

一番のしっかり者、というポジションはあったと思うんですが、仕事面では、先輩の優馬くんに一歩も二歩も先をいかれていて。

自分の得意分野は何だろう、ということを一番考えたのも、この時期なんだろうなと思います。

そんで、スタッフさんに、ライブでの挨拶について、「周りと同じことを言っていても意味がない」と言われるんですよね。そこから、甘い台詞を言い始めた、と本人は語っていました。

周りと違うこと、と考えて、自分とすり合わせた結果だったんでしょうね。

このときのスタッフさんがどんな人なのかは知りませんが、確実に、今の中島健人を作り上げた一因だろうなと思います。


ただ、少し不思議なのは、ここで甘い言葉方面に行ったのかなということで。

正直その当時、ファンと接する健人がどんな健人だったのか、私はほとんど知りませんし、覚えてません。ただ、俯瞰で、ある程度人物把握できる、という程度の状態だった私の認識としては、そのときグループの中で、空いているポジションというのは、オラオラ系だったんじゃないかなと思っていました。

かっこいいけどツンデレ、王道アイドルの優馬くん。末っ子キャラで、まだまだ甘えんぼだった北斗。かわいいけど面白い、笑いもとれる風磨。一番の後輩だけどいつでもマイペース、高地。

当時からなのかは知りませんが、一時赤西仁を尊敬する先輩に挙げていた健人なら、どっちかというとヤンチャ系にいってもよかったんじゃないかなと思うんです。

まあ、健人がいいとこの坊ちゃんなのは公然の事実だと思うので、自分にそっちは無理だと感じた結果かもしれませんが、昔の雑誌を掘り返して、好きなファッションとか見ると、いや、いけるんじゃないか、と思ったりします。

奇しくも、同期には樹。実際、優しい兄ちゃんで動物大好きな田中聖という人間が、オラオラ系でいっているのを見ている健人が、なぜ、分かりやすくキャラ立ちするヤンチャ系ではなく、抜け穴をくぐるようにしてしか成立しない王子様キャラでいったのかなと考えると。

やっぱり内心、ずっと一緒にやってきた風磨が、かっこいい系、オラオラ系が好きだということを、健人はいち早く察していたんじゃないかなあと思います。


入りたての頃は、まだまだ純粋だった風磨。でも、中学からずっと男子校特有のそれで、だいぶオトコノコらしくなったと思います。

その変化を、一番如実に見ていたのは、隣にいた健人だったろうと思うんですね。

そして、デビューした以上、シンメは似ているよりも、対照的であるべきかもしれないと、気付き始めていた。

風磨が、自分の変化に気付くよりも早く、健人はそれに気付いていたんじゃないかなと、思います。


でもまあ、中島健人にとってもっと重要なのは、それから後なんですよね。

バレーボールが終われば、NYCboysは解散。あとは、優馬w/BIとして、5人でやっていくはずだった。

ただ、デビューシングルの売り上げは伸びず、デビューしたのに、人気もそこそこで。大人の思惑通りにいかなかった。

健人は続けてドラマに出してもらってはいましたけど、特にほかに目立った活動はなくて。宙ぶらりんのまま迎えた3月。

まるで、BIのデビューがなかったかのように、NYCとして、デビューしてしまった優馬くんを見て。どう思っただろうなと、考えると、やるせなくなります。

ジュニアに入ったばかりだった北斗や高地は、まだデビューという言葉に翻弄されていたところもあるだろうとは思いますが、健人と風磨は、デビューの重みを受け止められるぐらいには経験があって、でも早すぎるデビューに、必死でついていこうとしていて。なのに、いきなりまた、ジュニアに戻ることになって。デビューと言われたユニットは、期間限定だったことにされて。

大人の事情をひたすらに押し付けられた、健人がまだ、15、6の頃です。

メンバーの中ではまだ経験があるほうでも、仕方ないと受け止めるには、まだまだ早すぎた。

それに、健人はきっと、純粋で、まじめすぎた。性格から考えても、状況から考えても、このとき一番傷付いたのは、健人ではないかと、そう思う。


それでも、4人になったBIの中で、健人が引っ張っていくしかなかったんだろうと思います。

自分より先輩はもういない。同期で相方の風磨は、一つ年下。

でも、このときに、グレたり拗ねたりせずに、アイドルを続ける覚悟を決めた中島健人は、本当に強い人だと思う。

たぶん、いっぱい傷付いて、傷だらけになっても、なんてことないような顔でい続けた。だって、それがアイドルだから。

アイドルに憧れた健人だからこそ、アイドルに求められてるものを、よく理解してる。切ないほどに、完璧なアイドルであることを求める。

それをきっと、風磨は痛いほど分かったんだろうなと思います。

健人が傷付いて、護ろうとしてくれているものの中に、自分も入っているということも。

 

だからこそ、風磨は、中島健人の相方になることを選んだ。

対等な関係でいられるように。

中島健人が、夢の世界の王子様を目指すなら、菊池風磨は、現実世界の生身の男を目指した。

似ているだけのシンメではない、対照的なシンメであることを選んだ。

健人が疲れたときに、支えてあげられるような、頼ってもらえるような関係でいられるように。

健人もそれに気付いて、風磨と、より「対」でいられるようになっていった。

もちろん、年の近いユニットですから、同じ経験を積んでいくにつれ、北斗も高地も、健人にとって、風磨にとって、頼れる存在にはなっていったと思う。

4人に「なってしまった」のではなく、4人でいることに意味を見出そうとして、もう一度、今度は自分達だけでデビューできるように。


目標を明確に定めた人は、強い。

BIは、4人で完成形だった。完成形になってしまった。

だから、たぶん。今はもうこれ以上がないことも、大人には伝わってしまった。

 

そんなとき。

佐藤勝利、という一人の少年が、ジュニアに入ってきます。

天性の、アイドルだった。

たぶん本当に、稀に見る逸材ですよね、佐藤勝利というアイドルは。


健人は、経験の多さからか、相変わらずドラマにも何度も出ていて、人気も知名度もあって。

風磨は、歌が上手くて、二人のシンメは、仁亀の再来かと言われるぐらい。

勝利に遅れてジュニアで活動するようになったマリウスは、血筋のせいか、顔もよければプロ根性もあって、健人とも仲がいい。

同時期、ジュニアに入った松島聡は、人懐っこくて気配り屋で、歌もダンスも上手い。


大人が、セクシーゾーンというグループを、作ろうとした理由は、よく分かる。

勝利を中心に、5人でいることのバランス。圧倒的な顔面偏差値。

結成したばかりにも関わらず、分かりやすいキャラ付け。

これで売れないわけがない、と大人は考えたでしょうね。

健人と風磨自身が望んでいた、B.I.shadowでのデビューよりも、はるかに。


ここで、大人がマリウスと聡ちゃんを選んだ理由というのも、よく分かります。

どれだけ顔がよくても、「似ている」グループは売れないということ。それを、前回のデビューで学んだんだと思います。

売り出すのに、まず、勝利がセンター。健人と風磨のシンメは外せない。とすると、この三人、顔の系統が似てるんですね。

よく見ればそんなに似てないんですけど、ともすれば、よく似た顔のグループ、になりかねない。

名前も、3人とも、名字2文字に名前2文字。

そこで、マリウスという異端を入れる。ドイツの血で、顔も名前も浮くんですよね。

それなら、世界的に売り出すグループ、という方向性にしてしまって。

外国人という候補は何人かいたと思いますが、できれば勝利と同じグループで、年齢は若いほうがいい。

でも、未成年の不祥事が続いている事務所としては、不祥事は起こさないように。マリウスはお母さんが宝塚。小さい頃から宝塚に入りたかった、というマリウスは、大丈夫だろうから。

そして、そのマリウスに、シンメになる相手。

きっと、勝利とマリウスと同じジャパハイからの選抜、だったと思うんですけど。

上3人に、できるだけ似ていなくて、マリウスとも対照的な顔。

シンメの具合とグループの年齢的には、勝利より年下で、マリウスより年上がいい。

派手か地味かでいうなら、地味なほう。性格的にも、グループをバラバラにさせずに繋いでいけるような。

低い声で歌えるのは風磨がいるから、高い声で、歌がうまいほうがいい。

マリウスがドイツなら、それに対応するのは、東京などの首都圏でない、出身地。


すでに出来上がっていたふまけんシンメと、天性のアイドル佐藤勝利に合わせて、マリウスと、聡ちゃん。

完璧な5人なんですよね。本当に。


大人の力の入れようは、すごかったと思う。

実際、ジャニオタでない層まで取り込むほどの人気が出てきたんだから、間違いはない。


風磨も健人も、受け入れるしかなかった。

2年前より、大人の思惑が理解できるほどに大人になっていたし、仕方ないと諦められるようにもなっていた。

数多くいるジュニアの中で、自分達が選ばれたことに対する、責任感もあったと思う。

下3人はまだまだ経験も浅くて、上2人が面倒を見るしかない。

もちろん、BIの4人がよかったなんて、口が裂けても言えない。

「デビューは、一生に一度しかないこと」、会見でそう言った健人。

どんな思いで言ったのか、推し量ることしかできないけれど。

Sexy Zone、5人でやっていく覚悟の言葉だったんだろうと思う。


そこからやっぱり、また変わったんだろうなと思います。

セクゾンとして、もう引き返さないことを決意した健人と風磨は、自分のキャラ立てを、よりはっきりさせるようになったと思う。

明らかに自分より後輩である勝利が、0番。

勝利を知ってしまえば、きっとそれは納得するしかなくて、どれだけ努力しても敵わない才能があることも分かって。

でも、先輩として、まだまだ下3人に憧れられる自分たちでいるために。


「まだ敬語でいてほしい」「まだくん付けでいてほしい」、そんな風磨と健人の思いとは裏腹に、下3人はぐいぐいと距離を縮めてきますが(笑)

きっと、「先輩」でいられるように、風磨も健人も努力してるんだろうなと思います。


セクゾンになってから、本当に休む間もなく、仕事をしている印象があります。

バレーボールのサポーターだけでなく、ライブもやって、サマリーもやって、CDもDVDも出して、5人で出演するレギュラー番組も、ラジオの仕事もあって。

本当は、それこそがデビュー、なんでしょうけど。

風磨も健人も、前との違いは感じただろうなと思います。

だからこそ余計に、事務所の推しだけでなく、本人たちにも、グループとしての自覚が出てきた。

 

そんな矢先の、聡マリ格差問題。

正直、これについては、大人の思惑が、全く分かりません。

ただ、大人が本当に何かを売る気でいたという前提で、希望的観測も俯瞰的意見も込めた上で、私の推測を述べるならば。

聡ちゃんファン層の増加、が一番の目的だったのかな、と思います。


セクゾンは5人が一番綺麗な形。それは、何がどうあろうと変わりません。

ただ、その中で、聡ちゃんだけが浮いている、そう評されることがあったのも事実です。

万人受けする顔では、決してないと思います。

実際にナマで見ると、その、何なのかな、オーラか。聡ちゃんイッケメン!と叫びたくなるほど男前なんですが、彼の魅力は、動いていないとあまり分からないような気もします。

特に、セクシーゾーンという、顔面偏差値おかしい人たちの中にあっては余計に。

マリウスは天使、勝利は二次元、ふまけんも、ジャニーズの中にあっても上位クラスのお顔です。

それに、知名度も。

勝利はセンター、マリウスはドイツ人で最年少。健人はドラマによく出てますし、風磨もジュニア歴が長い分だけ、ファンがついてます。

聡ちゃんは、ジュニア歴が一番短く、目立つ特徴が、あまりない。

歌は上手いけれど、メインボーカルなわけではないし、ダンスの上手さは、みんな同じ動きをしていれば分からない。料理が得意でも、披露する場所がない。

最初はふまけんが突出していたファン層も、勝利とマリウスにはぐんぐん担当がついていった。

それでも、CDやDVDやライブの売り上げが伸びているなら、まだよかったと思うんですね。

けれど、大人達が期待しているほどには、人気が伸びなかった。世間の求めるアイドルは、やっぱり嵐が大きくて、最近では関ジャニ∞が勢力を伸ばし、若い世代はキスマイに取られる。


なら、今、セクシーゾーンがやらなければいけないのは、ファン層の固定化、だったんじゃないかなと思います。

ふまけんでファンになった人は、BIが復活することを望んでいる人が多くて、グループのファンとは言いがたい。新しくファンになった人も、自分の担当を好きになったわけで、5人にこだわる人は、少ない。

ヒントはキスマイにあったと思います。3人と4人で格差をつけることで、逆に、7人にこだわる人が増えるようになった。なら、セクゾンもそうしてしまえば、5人であることにこだわるかもしれない。

ちょうど、勝利が高校生になって、義務教育2人と、高校生以上の3人。

デビューシングルのときから、バックに出ていたジュニアたち。

 

セクボとして売り出すことで、ジュニアのファン層をセクゾンに取り込むこと。

聡マリをセットにすることで、聡ちゃんのファン層=マリウスのファン層、とファンに刷り込むこと。

格差問題をあからさまにすることで、聡ちゃんに注目を集めること。

セクゾンが5人であることに、こだわらせること。

それに、上2人、下3人の分け方は、どうにも、BIを思い出させてしまっていたから。それを、払拭するということ。


もし、事務所の思惑が、上3人を売り出すことでも、聡マリをジュニアに戻すことでも、ジュニアを売り出すことでもなくて、そんな思惑だったとするなら。

正直、成功だろうと思います。

そのやり方は、本人たちをどれだけ傷つけたか、分からないけれど。

 

そして。そのことについて、ファンが尋ねると、悲しそうな顔をして、何も言わなかった、健人。

セクボとして呼ばれて行きそうになった聡ちゃんを、止めた健人。

自分達は3人じゃなくて5人だと、言えなくても伝えてきた。

ファンの困惑と、悲しみとをモロに受け止めて、大人の思惑に、翻弄されて。

一度、大人の事情に飲み込まれてしまった健人と風磨は、それを受け入れるしかないことを分かっていて。

そんな売り出し方に、賛成とか反対とか、言える立場にないことも分かっていて。

でも、自分達は5人だと、だからこそ余計に、強く思うようになった。


結成当初は、風磨も健人も、自分達は2人で、子供3人の面倒を押し付けられた、という感覚だったんだと思う。

でも今は、少し違う。大人が2人と思っているところはどうやら変わらないようだけど、子供3人のことを、自分達が護ってやらなければいけないと。

距離をとった「まだ先輩でいたい」という気持ちから、親心としての「まだ先輩でいたい」になっているような。分かりにくいかな。


まあ、健人にいたっては、4人のことを護らなければいけない、と考えているようで。

BI時代の、自分が風磨を護る立場、という感覚は、今でも抜けていないのかもしれないけれど、風磨はきっと、自分は健人と一緒に、護る側の立場だと思っていると思う。

まだまだ、風磨は同世代ジュニアとばっかり遊んでいて、遊び足りないのに結婚してしまった若者みたいだけど(笑)

5人が5人とも、そしてそのファンも、5人が5人でいることに、意味を見出すようになったんじゃないかなと思います。


セクゾンも、ようやくファンクラブができて。

ファンの心配をよそに、ちゃんと5人のファンクラブ。

でも、これでやっと、5人でいられるということ、セクシーゾーンは無くならないという、確証が持てた。

それを一番実感して、ほっとしているのは、他ならぬ、健人だと思う。


事務所に入って、たった5年。その間に、普通のジャニーズでは経験しないほど、いろんな経験をしてきた。

その経験が生み出したのが、中島健人という人間であり、キャラクターだと思う。


そして、中島健人の隣には、いつだって、菊池風磨という、「唯一無二のバディ」が、いて。


たぶん、今後も、目が離せない、シンメでいるんだと思う。


ああ、だから、ふまけんにはまってしまうんだなあ。